水は一度に大量に飲んでも全ては吸収されません。吸収されなかった分は尿と して排出されてしまうため、効果的な水分補給とは言えません。そのため、水分補給はこまめに行うのが基本です。

　１日７～８回程度、起床時、食事中、入浴前後、 就寝前、運動最中や前後等に加え、１時間半～２時間おきに１回当たりコップ１杯 (150～250㎖)飲むことをおすすめします。

　また、外出時は水筒などで飲み物を持ち歩き、こまめに水分補給をすることを習慣づけましょう。

　水道まつりにおいて、水道水とミネラルウォー ター(ボトル水―軟水)のどちらがおいしいかの利き水体験を行いました。 消毒用の塩素の臭いのために、水道水がおいし くないと言われることがあるので、水道水はよりおいしさを引き出すために「冷やした水(塩素の臭いをあまり感じない)」と「沸騰させて冷やした水(塩素がほとんどない)」の２種類を準備しました(温度は、全て１０℃～１５℃に設定しました。)

　その結果(下部グラフ参照)、３種類の水にほとんど差がなく、60％以上の方に光の水道水がおいしいと選んでいただきました。ご家庭でも是非お試しください。

　水道局では、外出時に給水できる場所として、マイボトル等で利用できる給水スポットを令和５年4月1日から地域づくり支援センター(光市島田4-14-3)に設置 しています。昨年は1年間で延べ12,700人の方にご利用いただき、推定8,800本 程度のペットボトルごみの削減をすることができました。

　給水スポットの水道水は、一般的に水が最もおいしく感じられる温度の10℃～15℃に設定しているため、島田川の伏流水を水源とする光市の水道水のおいしさが実感できます。外出時の熱中症予防等として、こまめに水分を補給する場所として、マイボトルを持参して是非利用してみてください

「健康のため水を飲もう」推進委員会作成熱中症対策ポスター（563KB）